2007年04月14日

あの研修は何だったのか?

半年ほど前のことです。
僕は会社の業務命令で2泊3日の研修合宿に行きました。
目的は「中間管理職養成」ということでしたが、
内容は自己啓発系の陳腐な修行もどきの研修でした。

その研修から帰ってすぐに、mixiなどSNSの日記で感想を書きました。
以下がその時の日記です。



(タイトル)
報告。

(本文)
行動力基本動作十か条

第十条
行動は命令者への結果報告によって完了する。やりっぱなしは何もしない
よりまだ悪い。報告及び事故処理を完璧にやれ。

ということで、研修について報告します。

地獄の訓練?ちゃんちゃらおかしいです。管理者養成学校の方は仕事とし
て「叱る先生」を演じ、こちらは仕事として「叱られる生徒」を演じる。
ただ、それだけのことです。

研修中、自分は「意味なんか考えちゃいけない、何も考えずただ向こうが
言うことに素直にハイハイと従っていれば、3日で終わるんだから」と、
他のメンバーに伝えました。実際、それを理解できずに、パニックに陥って
しまった人もいたのですが…。

最終日の最後に「私の抱負」というスピーチを絶叫させられます。みんなが
自分と同じように考えていたかどうかは別として、なかには心から?号泣
しながら話している人も何人かいました。その時に先生の顔を見たら「俺を
感動させてくれ!俺を泣かせてくれ!」という表情で訴えかけ、先生も本当
に涙を流していました(もちろん演じているのですから、心から泣いている
わけではないと思います)。自分は「こういうことか。ここも舞台の一部、
それもクライマックスなんだ」と認識して、スピーチに望んだところ、他の
メンバーに「めっちゃ泣いてた」と言われました。決して泣いてはいないの
ですが、場の空気が自分が泣いているように思わせたのではないでしょうか。

研修終了後、号泣していたなかの一人に「お前、役者やのぉ」と声をかけたら、
「あの話をしたら涙が出てくるんですよ」と笑ってました。

結局、何のための3日間だったのか?こんな茶番劇にひとり10万円の予算を
出すことが本当に会社にとって良かったのか?

ただ、ひとつ言えることは、この研修を会社に置き換えてみると、続けるに
あたって
「いやな奴は逃げる=会社を辞める」
「意味を考えずに素直に従う=会社に居続ける」
のどちらかの選択しかないのかな?ということは感じました。

3日間でなく一生と考えた場合、自分は後者を選べません。ですが後者を
選択したうえで、「いまの会社の環境を意味を考えながら快適にして行かな
ければならない」。それが自分のいまやるべきことだという結論を出しました。

しかし、そんなことできるのかな?
事実、研修の3日間は素直に従って過ごした訳だし。

(後略)

2006年9月18日の日記より



この頃、退社の意志は固まったのですが、
正直「辞めてどうする?」「辞めて何ができる?」という自問自答を
繰り返すだけで、なかなか踏ん切ることができませんでした。

それでも、やっと決心がついたところ、
前回書いたようにまさかのリストラ宣告となったわけです。

しかし、
半年前に中間管理職養成研修へ参加させた人間をあっさりとクビにするのですから。
会社というのは、所詮そういうところです。



結果的に辞めることになって本当に良かったと思っています。

タグ:研修
posted by アホみたいなおっさん at 00:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | セミリタイア
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